"対策病"とは? その3
対策を並べたところで、対応がうまく運ぶわけではないのです。
第一に、対策はその相手である対象によって著しく変わること。
第二に、状況はたえず変化しているのであり、したがって、これさえやればよいという完壁な対策はありえないこと。
たとえその時どきでありえたとしても、たえずそれを用意するのは不可能に近いこと。
第三に、決めた通りに完壁にやることは困難なこと。
・・・この3つの理由からです。
対策は、対応の道具にすぎないのです。
さらに、対策の数は少ないほうがよい対応になると言いたいのです。
対策の量が多いということは、それが個別対策になっているということであり、ということは、対象をよく掴んでいないということだからです。
また、対策を数多く用意すると、それに頼ってしまって、状況への対応よりも、対策を実行することに囚われてしまったり、それを守ることに一生懸命になってしまうからです。
組革研においても、用意された対策の量が業績に逆比例することのほうが多いですね。